株式会社クレアネット
弊社代表のコラムです

【5】個人開業〜法人化 2007年〜

2007(平成19)年1月、「クレアネット」は自宅の一室「5畳半」のオフィスからスタートしました。

開業当時の仕事は大半がDTP関係なので、プリンタが当然必要になります。モノクロレーザープリンタは比較的簡単に購入できたものの、カラープリンタ、しかも旧Macでも使えるPostScript対応型となると高価です・・・が、思い切りよく購入。数日後、配送されてきたのは超大型サイズで、梱包状態では玄関から入らない!配送のお兄ちゃん達は「こりゃ入りませんねぇ、玄関渡しですのでここまでになりま〜す」と、そのまま置いて去っていきました(ひどい)。折りしも台風が近づいて強風&今にも雨が落ちそうな天気なので、のんびりしている暇はありません。くそ〜、A3ノビ対応なんかにするんじゃなかった・・・と若干後悔しながら、玄関先で何とか梱包を解き、60kgの巨体を部屋の中に引きずり込んで・・・ようやく印刷環境が整いました。

しかし、ただでさえ狭い部屋はますます狭くなり、パソコンとプリンタの発する熱で夏場は40度近いサウナ部屋に。やむなく窓用エアコンを取り付けて・・・一応快適な温度となりましたが、部屋は完全にプラスイオンの巣窟でした。特にプリンタの電力消費が半端なく多いため、エアコン動かして、さらに炊飯中に印刷するとメインブレーカーが落ちたり、ホームオフィスならではのハプニングもしばしば。

仕事量が増えてくると外注デザイナーやオペレータと連携して、まさに「ネットワーク」で仕事をする機会が増えてきました。昼間は営業や打合せで外出し、夕方から深夜にかけて仕事をするという生活が定常化。昼間はパソコンに向かうと、なぜか続けざまに携帯が鳴ったりして作業にならないことが多いので、原則としてパソコン作業は夜に「ラジオ深夜便」を聴きながら、というスタイルが常でした。繁忙期はまさに地獄でしたが、ある意味気楽なホームオフィス、仕事量も順調に推移し軌道に乗っていきました。

とはいえ、このまま個人でやっていると物理的な対応業務量にいずれ限界が来ることと、より広くお客様の信頼を得るためには法人化した方が良いと感じ始めたため、旧友の行政書士(益田浩司氏)に相談し、2008(平成20)年8月25日に「株式会社クレアネット」のスタートとなりました。オフィスはたまたま空いていた隣のマンション(近っ)、通勤地獄もなく、自宅から見える位置なので何かあってもすぐに駆けつけられるということで、簡単に決定。同年中にスタッフ3名+外部協働スタッフ数名の体制となり、現在に至っております。

※コラムに登場する商品名は、メーカー各社の登録商標です。

DTPホームページ制作データ入力代行パソコンサポート会社概要お問い合わせTOP PAGEサイトマップ